10/6~9に東京国際フォーラムにて開催された第77回日本臨床眼科学会にて、イブニングセミナー講師を担当致しました。
土曜日の夕方にも関わらず、多くの方々にご来場頂きました。3Dデジタル眼科手術の未来について徹底討論を行い、今後の眼科手術は確実にデジタルに向かうことは自明であると再認識しました。デジタルデバイスは日々アップデートが繰り返され、ハードは同じでもソフトが良いものへとどんどんと進化できるメリットがあります。最初は我々がこういった難解なデバイスに適応するために努力を要し、歩み寄る必要があるでしょう。しかし、馴染んでしまえば、今度は我々がデジタル側を支配し、オンリーワンの設定を作って診療に活かすことができるでしょう。本学会のテーマは「IMAGINE THE FUTURE~想像の向こうへ~」でした。まさに未来を見据えて、進むべき最先端の道をオホーツク眼科は目指して進化を続けていきます。
本学会では、とうとう紙媒体での抄録集は廃止され、アプリでのデジタル対応のみ、参加登録もwebでのみ、招待講演はデジタルファブリケーションの研究を通じて新しい人間社会のあり方を追求されている落合陽一先生(メディアアーティスト,筑波大)で、大変興味深く拝聴致しました。まさにデジタル一色の学会であったと感じました。
さて、臨床眼科学会は日本の眼科学会の中でも最大参加者を誇る会であり、眼科医以外もコメディカルスタッフが多数参加されます。当院からも3名が同行し、それぞれが関連分野のインストラクションコースなどに参加して、研鑽して参りました。
また最終日には、職員研修の一環として、豊洲にある「teamLab☆Planets」へ行ってきました。普段は体験できない最先端のデジタルアートを堪能し、エンターテイメントの進化も大いに実感しました。当院では、職員の福利厚生も充実させ、患者様により良い医療を、笑顔で気持ち良く提供できるよう、職場環境を整備しております。職員全員が同じ方向を向いて、都会にも負けない、高品質のクリニックを目指していきたいと考えております!
(臨眼明けには、慶應大学眼科講師の伴先生が見学に来てくださりました!ニューヨークでの眼科医歴もあるスーパーエリート眼科医の伴先生は、北見日赤で研修医時代を過ごされた、実は北見にゆかりのある方です!!)