2024年は誰もが予想し得ない幕開けとなりました。このたびの「令和6年能登半島地震」によりお亡くなりになった方々に謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧をオホーツク眼科スタッフ一同、心より祈念致します。
天災は誰もが当事者になる危険性があり、常に危機意識を持つことは必要ではありますが、飛行機事故も含めて、今回当院では大きな影響はありませんでした。日常通りいられることに感謝を忘れないと共に、当院では「まずは自分達がやれること、地域医療の使命をしっかりと果たす」ことが重要だと考えており、できる限り通常通りの診療を行なっております。1月も100件以上の手術でスタートできました。
さて、当院では昨年の診療を鑑み、より多くの患者様に最適で最良の医療を受けて頂きたいと考えております。そのため、地域として「目に関する正しい知識の提供と啓蒙活動」が必要と考え、グラコムのコラムを開始しました。特に、まずは白内障について、3回に分けて詳しく書かせて頂きました。
◯2023年12月号:白内障とは・・・原因、症状、重症な白内障についても解説
https://gracom.jp/yobouigaku/archives/66
◯2024年1月号:白内障手術について・・・手術方法、難症例の手術についても解説
https://gracom.jp/yobouigaku/archives/69
◯2024年2月号:眼内レンズについて・・・特に多焦点レンズ、乱視矯正レンズについても解説
https://gracom.jp/yobouigaku/archives/72
コラムはできるだけ分かりやすく、読みものとして読めるように意識して作成したつもりです。
白内障手術は、眼科で最も行われている身近な手術であり、医療者側が正しく情報を提供することも重要ですが、患者様側もできる限り正確な知識を持って頂いて、相互理解の中で手術を納得できる形で行うことが理想的だと考えております。
これからも様々な媒体で、当院では啓発活動を続けて参ります。今後の当院の発信にご注目頂けますと幸いです。本年もオホーツク眼科をどうぞよろしくお願い申し上げます。